子どもが本来持っている生きる力を育むために
「絵本講師・養成講座」の開講
センターは04年、「絵本で子育て」することの意味と意義を語ることのできる絵本講師の育成を目的に「絵本講師・養成講座」(芦屋、東京、福岡=3会場)を開講しました。
これは日本で初めての試みとして各界から注目・関心を集めました。
講座では、絵本の歴史・読み聞かせの意味・講座の組み立て方・絵本講座の実際などの基礎・応用・実践課程を履修します。
講座修了後は「絵本講師の会」(はばたきの会)に入会し、更に学習を継続します。会では交流会の開催、会報『はばたきの会』の発行、絵本、書籍の出版企画など、さまざまな活動を行っています。
なお、「絵本講師・養成講座」の受講生募集は、毎年末(10~12月)に当センターのホームページ、新聞などで告知・発表されます。
全国で絵本講師が講座・講演活動を
04年に誕生した「絵本講師・養成講座」は2017年、第14期(を迎えます。
第10期までの講座修了生は全国(3会場)で約1400人になりました。 巣立った修了生は、自身の居住地を中心に活発な絵本活動を行っています。
・あなたの近くの絵本講師
4~5名の小規模な講座から300名を超える講演まで、会場・対象者に合わせた内容で幅広い要望に応えています。
これらの活動は新聞・雑誌など多くのメディアが取り上げ、社会的な関心が高まってきました。
地域の子育て支援、子どもの健全育成として、今後ますます活動の場が広がっていくことが予想されます。
絵本、随筆、講演録など活発な出版活動
当センターでは絵本、書籍などの出版活動も積極的に行っています。
06年にセンター顧問の故中川正文先生の『絵本・わたしの旅立ち』、07年『たましいをゆさぶる絵本の世界』(飫肥糺/著)、09年には、絵本『きつねやぶのまんけはん』(中川正文/文、伊藤秀男/画)を27年振りのコンビ作品として出版。
また同年には、受講生待望の講演録『絵本を読んであげましょう』(森ゆり子/著)を刊行しました。
2010年に、梅田俊作・佳子先生のまるごとえんものがたり4部作の第1弾として『おかあさんもようちえん』が、絵本講師の会(はばたきの会)の企画制作で刊行されました。
また絵本講師の会編『絵本講師の本棚から-わたしの心のなかにある絵本たち』は第一巻を2011年、続刊を2012年に刊行。
続『絵本講師の本棚から』は2012年、続々『絵本講師の本棚から』は2013年に刊行。 併せて、会員、会員以外の皆さまの自費出版も承っています。
絵本講師による絵本講座の開催申込みはこちらから | |
・大阪f第1回開講日は4月25日(土) |
「絵本講師・養成講座」は、単に一般的なカルチャースクールのように、ある学問や技術を習得し、それで終わるというもので はありません。本課程修了後も人材育成を継続して行うべく、希望者を「絵本講座講師」として会員登録していただき、受講後も会員による絵本活動への支援を行いたいと考えています。 |
要請講座修了年度別に登録された絵本講師のご紹介indexです。 |
現在の登録絵本講師は2004年から2018年までです。 |
全国各地の絵本講師たちが開いた絵本講座の日常のリポート一覧indexです。 開催場所やそこでの絵本講師の現場でのリアルな雰囲気や、参加者のご感想などが良く伝わってくると存じます。 |
・今すぐ参加できる絵本講座 |
「出前講座」の名前でも愛されていて、絵本講師は4~5名の小規模な講座から300名を超える講演まで、会場・対象者に合わせた内容で近隣の市町村を中心に幅広い開催要望に応えています。 保育園・幼稚園・学校(小・中・高など)の講演会や職員研修、 自治体の子育て支援講座、育児サークル学習会などでも好評をいただいております絵本講座・講演です。 |
『絵本で子育て』センター主催の『絵本講師養成講座』を修了された 絵本講師の方々による絵本講座をご案内します。 上のボタンから絵本講座の開催(出前講座)申込みができます。 |
養成講座修了後は「絵本講師の会」(はばたきの会)に入会し、更に学習を継続します。会では交流会の開催、会報『はばたきの会』の発行、絵本、書籍の出版企画など、様ざまな活動を行っています。 |
2019年度第1回絵本講師の会(はばたきの会)東京交流会は5月26日、八重洲ホールに約23名の絵本講師が集まり開催されました。 |
「はばたきの会」交流会の一つが、2009年夏から、絵本講師有志で行われています『伊座利ツアー』です。芦屋駅からバスで四国の伊座利(徳島県美波町)への一泊2日の家族帯同の海あり、山あり、川ありそして絵本朗読ありの自然豊かな楽しい旅行です。また絵本講座の講演・講義でお世話になっている地域在住の絵本作家・梅田俊作/佳子先生のアトリエも訪問させていただいております。 |
伊座利ツアー: 2009年 | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 |