「絵本フォーラム」第28号(2003.5.10) |
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『だいすき』 (ハンス&モニック・ハーヘン作 マーリット・テーンクヴィスト絵 野坂悦子・木坂涼訳/金の星社) |
『だれかな?だれかな?』 (なかやみわ・さく /福音館書店) ねずみの顔がちょっぴりのぞいたり、暗闇の中にうさぎの顔と耳が見えたり、栗のいがのようなハリネズミがころがっている画面から、「だれかな?だれかな?」と言いながらページをめくると、動物の正体がわかるあかちゃん絵本。「そらまめくん」シリーズで人気の作者の画面は、構図が洗練されています。 |
『お日さまを見つけたよ』 (M.ミトゥーリチ原案・絵 松谷さやか文/福音館書店) シベリアの厳しい冬が過ぎ、春がやってきました。動物たちは大喜び。ところが、暗闇の好きなふくろうは、お日さまをつかまえて、洞穴に閉じ込めてしまいます。動物たちは、困ってしまい、うさぎとくまがお日さまを見つけに行くことにしました。水彩で描かれた穏やかで豊かな色遣いの画面が魅力的です。 |