「絵本フォーラム」第39号(2004.03.10) |
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『アルフィとくらやみ』 (エロール・ル・カイン/え サリー・マイルズ/ぶん ジルベルトの会/やく 評論社) 真夜中に目をさましたアルフィは、まわりが明るくなったら「くらやみ」はどこへ行ってしまうのかと思い、「くらやみ」に話しかけます。すると、「くらやみ」は、見えないだけで、ずっとここにいるんだとこっそり教えてくれます。暖かい色彩が暗闇に親しみを感じることのできる絵本。 |
『はちみつだいすき』 (片山令子/作 ましませつこ/絵 PHP研究所) くまの子のルルとララがはちみつの取り合いをしていると、いのししのおじいさんが倒れていました。2匹がはちみつをあげると、おじいさんはお礼に不思議な茶色い玉をくれました。その玉からは蜜をたっぷり持った花が咲き、ルルとララはみつばちに蜜をとってもらいました。はちみつのおいしさが伝わってくる絵本。 |
『うちにあかちゃんがうまれるの』 (いとうえみこ/文 伊藤泰寛/写真 ポプラ社) 6歳の「まなか」の家に赤ちゃんが生まれることになりました。おかあさんは、助産師さんに来てもらって、自宅で産みます。まなかの二人のお兄ちゃんは生まれたばかりの赤ちゃんのへその緒を切りました。伊藤家の自宅出産の様子が、お父さんが撮った写真とお母さんが書いた文章でわかりやすく紹介されています。 |