我が家と絵本の出会いは、2年半前でした。現在、うちには3歳8カ月と4カ月の2人の息子がいますが、上の息子が1歳過ぎのとき、近くの公民館の絵本サークルに行ったことがきっかけで、「絵本」を意識するようになりました。
『ほるぷこども図書館』は、息子がよく一緒に遊んでいた近所の子が読んでいたことから知りました。その子は小学4年生の女の子でしたが、このように言っていました。「今でも、小さいときに読んでもらっていた絵本を読むことがあるよ。絵本を読むと気持ちが落ち着くの」。本当に彼女の言うとおりだと思います。息子に読み聞かせをしていて、息子はもちろん、今では私も絵本が大好きになりました。毎日の読み聞かせを通じて、そのとき息子の思っていることがわかるような気がします。私が下の子を寝かしつけているときなどは、かわって父親が読んでいます。絵本を通じて、また新しい家族の輪ができたような気がします。
テレビやビデオ、パソコンなどは、情報を早く知ることができ便利ですが、相手が機械やコンピュータになるのは寂しい気がします。絵本のゆったりとした時間は、子どもだけでなく、大人にも必要なのかもしれません。
これからもたくさんの絵本と出会っていきたいと思います。 |