3回目の交流会が1月28日、昼食会を兼ねた懇親会の形で開催されました。私は、10月の交流会に参加できなかったこともあり、久しぶりに皆さまにお会いしてお話を伺えるのを楽しみにこの日を待ちました。

交流会  今回は、まず昼食会から。「かごの屋」で楽しくお食事しながら、たちまち座がうちとけました。寒い季節だからでしょうか、参加は15人ほどで一瞬さみしく思いましたが、参加できない方々からは沢山のメッセージが寄せられていました。幹事さんのはからいでコピーして配られ、嬉しく読ませていただきました。(中にはご自身の絵本講座と日程が重なってしまわれた方もおられて、びっくり!)

少人数のせいもあったからでしょうか、今回の交流会は近況報告ももちろんですが、皆でいろいろ語り合えた会だったと思います。なかなか思うように絵本講座が持てない悩み、初めて講座をやってみたけれど思うようにはいかなかったこと、講座をやってみて改めて見えてきた問題点など話題が沢山でした。藤井代表や森ゆり子理事長からのアドバイスはもちろん、失敗談や参考になる具体例、「最初に読む絵本は何にしてるの?」「つかみだもの。大切よねぇ」など話は尽きません。とうとう「絵本で子育て」センターの事務所に場所を移し、お邪魔することになってしまいました。

藤井代表からご紹介いただいて、今回話題になった本が1冊あります。『脳内汚染』(岡田尊司著、文芸春秋)です。私自身先日ある後援会でこの本を知りましたが、どう判断したら良いのか解らずにいました。しかしなんともタイムリーにこの本の話題となり、お話が伺えたのは本当に貴重でした。

また森理事長からは、第2期の養成講座の様子も聞かせて頂けました。今丁度、終了リポート提出の時期だそうです。第2期生の方々が私たち修了生の活動の様子を知りたがっておられると森理事長からお聞きして、私は正直はっと胸を突かれる思いがしました。私たちの羽ばたきは、大きくとも小さくとも、あるいは不器用でも、こうして新たに羽ばたきの準備をしておられる方々の支えにもまた、成り得るのかもしれません。

交流会  気が付けば夕方。本当に話が尽きませんでした。そして思ったことは、絵本講師・養成講座修了生の私たちの心の中には「絵本で子育て」という核が確かにあること。語り合う程に、ただのお喋り会には無い確かな方向性を感じたのは私だけだったのでしょうか。幹事をつとめて下さった、野口さん、濱本さん本当に良い懇親会をありがとうございました。次回はお休みだった方にも逢えますように。語りあえますように。
では、次は春に!

(賛助会員・絵本講師 山本 いづみ)



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絵本で子育てセンター