和歌山新報　
2014年03月7日（金）
「絵本で子育て」センター認定講師に
和歌山市内初、森勝代さん

　絵本で子育ての楽しさを伝えるNPO法人「絵本で子育て」センタ−（兵庫県芦屋市、森ゆり子理事長）が認証する「絵本講師」に、和歌山市から初めて森勝代さん（68）=同市中=が認定された。　

　森さんは「学んだ絵本のことをお母さんや保育士さんに伝えたい。子守歌のように愛情のある絵本を通した子育てを広めたい」と話している。

　森さんは、お手玉の魅力を伝える「和歌山のお手玉の会・ななこの会」や、県立図書館の読み聞かせボランティア「コスモス」の代表を務める他、個人で地域の交流を深めるため栄谷保育所（同市栄谷、落合夫三子所長）で定期的にお手玉や読み聞かせの教室を開いている。

　　「地域で活動する上で、もっと絵本の勉強がしたい」と、昨年4月から芦屋市で開かれた同センターの「絵本講師・養成講座」の10期生として、先月まで講座全6回を受講。講座では絵本業界の著名人の講演や、絵本の選び方や読み聞かせ方、絵本を活用した子育てについて学んできた。

　先月22日に修了証書を受け取った森さん。受講を通して、「たくさんの絵本を読むことができ、子どもたちに読み聞かせたい本に出合えた」とにっこり。

　「お母さんや保育士さんの集まりで、絵本の講座が開けたら」と話している。県内では田辺市、橋本市などに絵本講師がおり、森さんは8人目。

　今月15日から第11期の「絵本講師・養成講座」（芦屋市）が始まる。申し込みは10日までに森さん（TEL073・452・8627）まで

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