私の絵本体験記
「絵本フォーラム」20号(2002年01.10)より
始めた始めた読み聞かせ!
高橋 好美さん(大阪府大阪市)

写真  結婚16年目にして初めて妊娠。8月に女の子を出産しました。そこですぐにめだかコースを購入しました。
 そもそも、身近な友人2人が『ほるぷこども図書館』の大ファン。親子で額を寄せ合いながら本を読む姿は幸せそのもの。子どもが生まれたら私も…と、ずっと思っていました。
 娘が2ヶ月の頃から『いないいないばあ』『じゃあじゃあびりびり』『おててぱちぱち』など、赤ちゃんむきの絵本を選んで、読み聞かせをしています。最初は、よそ見したり、あくびをしたり、泣き出したりで、本どころでありませんでした。それでも、1日1回、本と向き合う時間を作るうちに、絵をじっと見るようになってきました。
 ある日、私の大好きな絵本『かばくん』を読んでやりました。文章のリズムがよく、絵も迫力いっぱい。でも、正直なところ、2〜3ヶ月の赤ん坊には難しすぎる本だから、途中で泣きだすだろうと思っていました。それがなんと最後までじっと見ているのにはびっくりしました。
 それ以来、いろいろな絵本を見せています。4ヶ月になった今、一番好きなのは『さよならさんかく』と『おふろちゃぷちゃぶ』です。自分も読んでいるつもりなのか、ブーブーとしきりに口を動かしています。わが家では、いつでもすぐ読めるよう手近なところに絵本を並べています。そして、読むときには大きな声ではっきり読むよう心掛けています。めだかコースの本をこれから先、親子で読んでいくのをとても楽しみにしています。
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