大野氏講演会 笑う101歳


開催日:2019年1月26日

開催地:芦屋市立上宮川文化センター

 上映会は、2016年に101歳で亡くなられたジャーナリスト・むのたけじ先生と、現在104歳の女性報道写真家・笹本恒子さんのお二人の生き様に迫ったドキュメンタリー映画でした。

 むの先生は亡くなる少し前、2013年から2016年にかけて「絵 本講師・養成講座」でご講演されました。私はむの先生のお話を近くで拝聴していたので、映画でお元気なお姿をみてウルッときてしまいました。

 「そのお姿は101歳とは到底信じられないほどパワフルでエネルギッシュ、机を連打され 時にマイクを吹っ飛ばしながらのお話は、未だかって聞いたことがない、意気込みと真摯な思いに満ち溢れたものでした」、とその時の講演の感想リポートに書いてあります。(久しぶりに読み返しました)

映画でも あの時のむの先生そのままに、あの小さな体で、「絶対に戦争はしてはいけない!!」 「戦争はなんのためにもならない、本当に愛していたら戦争に行かせるか?!!」、と大声で高らかにうたい上げてらっしゃるかと思うと、病院のベッドで、苦痛に顔を歪ませながら 息子さんの関心事「いのち」について一生懸命考え、声をふりしぼりながら話されていて……。

 「死ぬとき そこが生涯のてっぺん!」、と先生が書かれていた色紙の言葉通りの人としての誇りと責任を最後まで持ち続けた、人間「むのたけじ」が、きちんと描かれたドキュメンタリーでした。 

  私の、むの先生の講演リポートの最後に「どんなに絵本が良いもので、子どもの健やかな成長に必要不可欠なものだとしても、世の中が平和でなければなんにもならないだろう。大人は、子どもたちの未来に責任を持たなければならない」と結んでありました。エラソーなこと書いてますが、この映画を観て改めて同じことを考えました‥‥。

 わたしはわたしの出来ることをしていきます。

(芦屋13期 たまき・のぶこ)