おすすめ絵本

「絵本フォーラム」第37号(2004.11.10)








『おべんともって』
(森山京/文 片山健/絵 偕成社)

 くまのこがおとうさんにお弁当を届けにでかけました。途中できつねの子やさるの子やうさぎのおばあさんに出会いました。森につくと、おとうさんといっしょにお弁当を食べ、落ち葉のふとんで昼寝をして、いっしょに帰りました。黄金の落ち葉の山で眠るこぐまのしあわせそうな様子に、顔がほころんでしまいます。
/定価1260円(税込)

『どうぶつえんであそぼ きりん』
(ふくだとよふみ/写真 なかのひろみ/文 まつもとよしこ/デザイン 福音館書店)

きりんのからだのしまもよう、下から見上げた様子、口の中、目、足の裏、舌の使われ方、わらの食べ方、親子の様子、ジャンプしているところなどが白黒写真で表現された絵本。写真の構図が秀逸で、見ているうちにきりんの息遣いを感じるような気がします。『ぞう』『らいおん』と3冊セットになっています。
/定価420円(税込)







『パパといっしょに』
(イ・サンクォン/文 ハン・ビョンホ/絵 おおたけきよみ/訳 アートン)

 ソリとパパが山登りに行きました。途中でリスを見て、リスになってみたり、木から葉っぱを落として遊んだり、ススキを飛ばしっこしたり、紅葉した木の下で寝ころんだり、どんぐりを拾ったりしながら進み、最後は岩をのぼって頂上にたどりつきます。ソリ親子が韓国の山を楽しんでいる様子が絵からも伝わってきます。
/定価1575円(税込)

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