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細い細い月が出たら、ラマダン月のはじまり。日が昇る前にごはんを食べ、日が沈むまで何も食べないで過ごします。昼間は困っている人のためにいろいろな物を集めたり、お祈りをしたりします。1か月でラマダンは終わり、新しい月が出たらお祭りが始まります。ムスリムのラマダンの生活がいろいろな模様の紙のコラージュで楽しく紹介されています。 |
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モンゴルの草原を舞台に、働きものの弟が不思議な体験をする昔話。弟は鳥に捕らわれた魚を助け、その魚が竜王の娘であったため、竜王に招待されて金の箱をもらいます。箱を開けてはいけないと言われますが、怠け者の兄が開けてしまいます。そこで、弟は竜王の元へもう一つ宝箱が欲しいと頼みに行きます。コバルト色で様式的に描かれる海が美しく、人物や動物の絵も個性にあふれ、浦島太郎に似たストーリーも魅力的。 |
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世界の紛争地を数多く取材してきた著者が、「いのる」とは何かを、写真と言葉で綴った絵本。「子どもが争いにまきこまれないように」と教会で祈るスリランカの女性、オーストラリアの洞窟にある先住民の子孫への思いが感じられる赤い手形、パプアニューギニアの祭りに込められた祖先への祈り、メキシコの死者の日の様子。魅力的な写真とともに、著者の亡くなった祖母への思いが、「いのる」の意味を深く考えさせてくれます。 |