私の絵本体験記
「絵本フォーラム」26号(2003年1.10)より
たくさんの新しい本で充実のわが家
武井 亜希子さん(福岡県北九州市)

写真  わが家の『ほるぷこども図書館』との出会いは3年半位前になる。ちょうど下の子が生まれて、上の子と接する時間が激減して焦っていた時だった。
 先日、久しぶりに松本さんから電話があった。「読み聞かせは続いてますか?」の問いかけに「続いていますよ」と返事はしたものの、めだかコースとひよこコースを立て続けに買った後は、幼稚園からくる紹介や、本屋さんで買い足していたことを話すと「本の方が、子どもを追いかけてる状態だね」と言われてしまった。電話を切った後もその言葉がずーっと頭に残って響いていた。
 次のコースを買いたい。でも、それなりの金額もするし…と決断しかね、主人に相談すると「何とかなるなら買ったら? 本はいい物だしね」と言ってくれた。上の子が1年生になっているし、うさぎコースの方が科学の本が多いと聞いて、うさぎコースを購入した。そして、本が届くと松本さんの言う通り、子どもたちは本に飢えていたって感じだった。特にお兄ちゃんは本棚の前に座り込み、片っ端から新しい本を読んでいる。毎日の読み聞かせの時も、どの本を選ぼうかとワクワクしている。下の子は『はらぺこあおむし』がお気に入り。家にあるのに幼稚園の本の貸し出しの時にも借りてくるほどだ。
 小さい時から本に触れていたせいか、2人とも大の本好きになっている。新しい本がたくさん増えて、ますますわが家の読み聞かせが充実しそうです。
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