第15期絵本講師養成講座

報告者
弓立 瑶子
芦屋7期
弓立 瑶子
第1編 ~ 絵本について ~開講式

2018年04月14日(土)CIVI研修センター新大阪東

主催:NPO法人「絵本で子育て」センター
協賛:アリス館・岩崎書店・偕成社・金の星社・こぐま社・鈴木出版・童心社・福音館書店

「学び」の日の始まり(大阪編)熊懐賀代さん

 第15期「絵本講師・養成講座」大阪会場が4月14日(土)、CIVI研修センター新大阪東に於いて開催されました。温かな日差しに恵まれた会場には早々と受講生の姿が見えはじめ、和やかな雰囲気の中、熊懐賀代さん(芦屋4期)の司会で開講式が始まりました。森 ゆり子理事長

  はじめに森ゆり子理事長より「この絵本講座を受講すると皆さん美しくなられます。絵本についてだけではなく大切な子どもたちが育つ社会について一緒に考え、学んでいきましょう」と挨拶がありました。 服部勢津子様

 続いて来賓の服部勢津子様(芦屋7期)の祝辞です。「子どもが3歳のころまでに愛情をたっぷり受けて育つことの大切さ・心を育てる大人との関わりの大切さ」を話されました。 大長 咲子

 次いで大長咲子副理事長より「受講生の方には“はらぺこあおむし”のように貪欲に学びを自分のものにして欲しい。一緒に学んでいきましょう」と。

 最後に、松岡正道様(岩崎書店取締役営業本部長)からは、松岡 正道 様当「養成講座」の意義を高く評価していただきました。受講生に送る言葉として、『はじまりの日』(ボブ・ディラン/作、ポール・ロジャース/絵、アーサー・ビナード/訳、岩崎書店)の一説「毎日が きみの はじまりの日 きょうも あしたも あたらしい きみの はじまりの日」を紹介されました。 藤井 勇市

  本編を前に、本「養成講座」の学び方について藤井勇市専任講師から説明を受けました。人と人の間に言葉がなくなりつつある状況を憂い、子どもがしっかり育つために、私たちが生きている社会をよく理解しておく必要があることを指摘されました。そして「学ぶ」とはどういうことか。本講座のグループワークやリポート作成の中で自ら考え続けることの大切さを話されました。うなずきながら聞く方も多く、その後のグループワークでは受講生間の積極的な交流が深まっていたようです。  

 午後はいよいよ第一編の講座です。特別受講の絵本講師も着席して、講師のアーサー・ビナード氏をおアーサー・ビナード迎えしました。流暢な日本語で語りかけるビナード氏のお話は、アメリカでの幼い頃や学生時代の語学の旅に始まり、日本語と出会いその奥深さに驚いたことへ続きます。母国語を離れて他言語を学ぶうちに、物事を客観視できるようになり考えも変わる、という体験談に引き込まれました。

 何冊かの絵本を紹介されながら、ユーモアと豊かな言葉を繰られ、会場とのやり取りを交えて楽しい時間が流れます。ビナード氏は、自然界のあたりまえの営みを表現する言葉を新しく考える楽しさを語り、日々の生活の中で人と人をつなぐ言葉の奥深さ、その大切さについて教えてくださったのです。

 世の中の平和や調和がどこに隠れているのか、ここから先は、わたしたち一人ひとりが学び、発見していかなくてはならないということも……。嵐を呼ぶ風も一羽の蝶の羽ばたきから、その思いをともにする心強い仲間との新たな「はじまりの日」となりました。
(ゆだて・ようこ)

弓立 瑶子(芦屋7期)弓立 瑶子


(講座風景)

講座風景

第15期「絵本講師・養成講座」
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