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熱心に講演を聴く神町小学校の
保護者のみなさん
心を育む読書、そして読み聞かせ
絵本の力

 山形県東根市の神町小学校(永澤明校長)は6月13日、神町小学校PTA研修部主催の講演会「心を育む読書、そして読み聞かせ 絵本の力」(講師・藤井勇市・絵本フォーラム編集長)を開催した。
 藤井講師は、「60年代以降から急激に変化した社会環境の中で、子どもたちを育てる社会の力は大きく減退した。特に、テレビ・ビデオで育った世代が現在、子育ての真っ最中だ。この世代は、電子機器の影響で読書が苦手だ。親子の関係を密接にするために、もう一度、子どもと向かい合い『読み聞かせ』を始めたら」と提案しました。

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お母さんたちに話をする
山取芳枝講師
宝塚市立男女共同参画センターで
絵本講座

 ベビーケアサークル(代表・南田理恵)は8月22日、宝塚市立男女共同参画センターを会場に絵本講座を開催しました。(講師:ほるぷフォーラム・山取芳枝)
 会場では0歳児を持つ母親やその他約20人が受講し、熱心に講師の話に耳を傾けました。山取講師は乳幼児期の親子のふれあいの大切さ、子どもを取り巻く環境の変化などについて詳しく話しました。後半の質問タイムでは、質問が相次ぎ活発な質疑応答となりました。
 山取講師は最後に「こういう時代だからこそ絵本を使って楽しい子育てをしてほしい」と結びました。

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熱く語りかける岸本裕史氏
「今、学力低下を考える」
講演会・芦屋市

 岸本裕史氏の講演会「今、学力低下を考える」(主催:あしや絵本の会)が9月19日、芦屋市の市民会館で開催されました。
 会場は70名を超える方々が受講し、熱心に講師の話に耳を傾けました。岸本先生は「学力の基礎になるのは言葉である。その言葉を獲得するのに一番いい方法は、絵本の読み聞かせだ。単にドリルだけをどれだけしても本物の学力は身につかない。また、絵本の読み聞かせは学力向上だけではなく、子どもは絵本を読んでもらうことで、親から愛されているという確信を得る」と、訴えられました。

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講演される山崎慶子先生
山崎慶子氏講演会開催
山形県小国町

 山崎慶子先生の講演会が12月10日、山形県小国町の子育て支援充実ネットワーク事業の一つとして開催されました。山崎先生は、「情報社会が急激な進歩を遂げている今、親は覚悟して子どもと向き合わなければいけない。そして、子どもに心の込もったことばを語ってあげることが大事である。そこから親子の信頼感が生まれる。だから、作者の心がこもった絵本を身近に整えてほしい。また、我々大人も忙しさの中で自分自身を鍛えることを疎かにしている。自分の心の中に感性を育てるためにも、今こそ大人が本を読まなければいけない」と話されました。


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