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雨の日、ネノくんとキフちゃんが留守番をしていると、カエルや、たくさんのかたつむりが会いにきました。それから二人は林の木たちや畑の野菜たちと踊ったり、溺れそうになったバッタやけものたちを笹船を作って助けたりして、かあさんの帰りを待ちます。「ふるふるふるふるふる…」という音で雨の降る音が聞こえてくるような作品。雨によって植物や生き物の命がいきいきする様子がエネルギッシュな筆遣いで表現されています。 |
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イスラム教のラマダンのおわりを祝う祭りイードのために、くつやさんのイスマトは母、妻、娘にプレゼントを買い、ついでに自分のズボンも買います。けれどズボンは長すぎたので、母、妻、娘に短くして欲しいと頼みましたが、みんなに断られてしまいました。そこで、自分で短くしましたが、その後、母、妻、娘もズボンを短くしました。お祭りの家族の心の交流が暖かい色遣いと素朴な線で描かれています。 |
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年老いたキツネがやっとのことで小さなイタチを捕まえます。そのイタチは、食べないでくれたら永遠に続く魔法をかけると言います。キツネは「うちのリンゴの木にのぼったり、とまったりしたやつが、みんなそこにくっついてしまうといいな」と言いました。そこで、キツネはリンゴを自分のものにすることができ、死神をもリンゴの木にくっつけてしばらくは幸せな日を過ごします。年老いたキツネの豊かな表情が印象的な絵本。 |