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ソフィーはファーマーズマーケットでかぼちゃを買ってもらいました。それが気にいって顔を描いてバーニスと名付けて一緒に遊んだり出かけたりして過ごします。ママとパパは焼いて食べようとか他のおもちゃを買ってあげるとか言いますが、ソフィーはバーニスを手放しません。けれど、バーニスはだんだん、茶色く柔らかくなってきました。ソフィーのこだわりをユーモラスに描き、結末も「なるほど!」と納得できます。 |
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男の子(ぼく)とおかあさんの二人だけがトコトコトコと走るバスに乗っていると、りーんりーん駅で虫が乗り込み、うさぎ、花、満月がバス停に着くごとに乗り込んで、「つきみがおかてい」で男の子とおかあさん以外は全員降ります。男の子の耳に「おつきみまつり」という声が聞こえます。コラージュで作られた夜に走るバスと周りの風景が幻想的で美しく、男の子とおかあさんが異なる体験をしているのも興味深い作品です。
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自分の国で戦争が始まり、戦争によって父を亡くした少女が、母と兄とともに国外へ逃れようとします。何日も旅してやっと国境に着きますが、番人につかまりそうになり、お金を払って国境を越えます。そして、海でぎゅうぎゅうづめのボートに乗り、列車に乗って旅を続けます。希望と絶望を繰り返す旅の様子がカラフルな絵と黒を基調にした絵によって表現され、難民の厳しい現実と自由を求める思いを読者に伝えています。
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