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ルブナはとうさんと二人で難民キャンプに来ました。とちゅうで、小石を拾い、ペンで笑顔を描きました。ルブナは「こいしちゃん」に何でも話しました。ある日、キャンプにアミールという男の子がやってきました。ルブナはアミールにこいしちゃんを紹介し、友だちになりました。しばらくして、ルブナはとうさんとキャンプを出て暮らすことになりました。空想豊かな絵がルブナとアミールの心の様子を巧みに描いています。
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「ぼく」が友だちのカルロスとの付き合い方とおにいちゃんとの付き合い方を比較しながら両方の楽しさを伝えている絵本。一人っ子のカルロスの家ではおもちゃの兵隊で遊び、おやつの間そのままにしてまた、遊びます。ぼくの家では「なんでも置き場がきまってる。どこにあるか、おにいちゃんがわかるように」と書かれています。そして、ぼくは、おにいちゃんが暗闇でも本が読め、いつも犬と一緒で、記憶力が抜群であることをうらやましく思っています。「障がい」という言葉を一切使わずに多様性を楽しむことを伝えた絵本。
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江戸時代の終わりごろに生まれた牧野富太郎は、子どものときから草や木が大好きで、いつも山で観察をしていました。大人になるまで観察を続け、仲間と雑誌「植物学雑誌」を創刊し、新種の植物を発見しました。けれど、学歴のない富太郎をうとんじる人たちが出てきて、富太郎は貧しい生活をしなければならなくなります。それでも富太郎は研究を続けます。造園家でもある画家が植物に夢中な富太郎像を、愛情をこめて描いています。
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