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パールの学校にマチルダという転校生が来ました。二人はかけっこも木のぼりも泥遊びも好きで、すぐに仲良くなりました。パールはマチルダにはパパが二人いることを知り、「おとうさんが ふたりなら、たのしさも 2ばい」かもと思いながらマチルダの家に遊びに行きます。活発で好奇心に満ちたパールを明るい色とデザイン性に優れた絵で表現し、ゲイカップルの家族に出会うパールの様子を自然に描いています。
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グリムロック通りの「こどもの家」の前でウィリアムがフクロウの絵を描いていると、植木職人のおじいさんが通り過ぎました。次の日の朝、「こどもの家」の前の木は、フクロウの形に刈り込まれていました。それから毎晩、通りにはネコ、ウサギ、ドラゴンなどのトピアリーが増えていき、人が集まってきます。公園がトピアリーでいっぱいになった後、おじいさんは去り、ウィリアムにハサミが残されます。繊細な線で描かれたトピアリーが美しく、芸術が人々の心を結びつけるというメッセージが読み取れます。
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タツノオトシゴの仲間「ヒメタツ」を紹介した写真絵本。ヒメタツは、体の色を周囲の色に変化させることができ(擬態)、尾を手のように使うことができます。そして、オスは、メスの卵をお腹の袋(育児のう)に入れて、孵化するまで育て続けます。水俣の海で撮影された写真は、ヒメタツの赤ちゃんが生まれる瞬間など思わず見入ってしまいます。文は読者に語りかけるようで、わかりやすく、生き物の不思議を感じることができます。
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